TIME is LIFE

TIME is LIFE

金川顕教さんの無料電子書籍、第18弾は『TIME is LIFE』、お金と時間について書かれた1冊です。
2017年12月29日に発行され、レビューでも「時間の大切さがよくわかった」と大好評のこの1冊。
カリスマ起業家の金川顕教さんは、「時間」をどのように考えているか、「時間」をどう使っているかのヒントが満載されていそうですね。
では早速中身を見ていきましょう。


第1章:時給を意識して行動するべき4つの理由

・あなたの今の時給はいくらですか?自分の生産性を数字にしてみよう
・時間は命と同じ。常に”時給”を意識できる人が成功する
・自分でないとできない仕事を。収入源は本業だけでなく複数持つようにしよう
・一つの会社で定年まで働くよりも、転職した方が生産性が上がる

第2章:成功している人は、時給に対してどんな考え方をしているのか?

・生産性を上げるにはノウハウよりもマインドセットが大切
・先延ばしにすればするほど、行動しなくなる
・同じ1時間でも、過ごし方が変われば生産性も変わる
・時給を意識して行動し続ける人に、不労所得が手に入る

第3章:自分の行動基準を整理しよう

・あなたにとって、人生で一番重要なことは何ですか?
・「重要度」「緊急度」の二本柱でプランを立てる
・「今すぐやめるリスト」を作って自由時間を増やす
・やりたいことリスト100個書いて、目の見える場所に置く

第4章:時給に思考転換するための4ステップ

・自分が幸福だと感じる時間を増やしていこう
・お金や健康、情報収集も「時給」で考えると効率が良い
・「CAPD」サイクルで、時給へ思考転換を進めよう
・時給の高いビジネスモデルは「単価が高い」「O to O」ができるもの

第5章:時給がアップするきっかけ作りを始めよう(有料版のみ)

・まずはリサーチをして時給や年収の高い職種、世界一・日本一の資産家を知ろう
・高級マンションやミシュランのお店、5つ星ホテルに滞在する
・俯瞰する癖を身につけて、長期的に物事がみれるようになろう
・すぐに時給をアップさせるには、日常生活での支払いの効率化を意識しよう


はじめに、普段自分がいくら稼いでいるかを年収や月収で考えてがちだけど、「生産性を上げたい」とか「収入を上げたい」という観点で見るとそれでは把握しきれない部分がある。だからこそ、「時給思考」を取り入れて、1時間あたりの生産性について考えるようにするといいとのこと。この本では、時間の使い方を変える大切さや、どうしたら効率的に生産性を上げられるかなどを教わることができる。

第1章、まずはじめに自分が現在いくらの時給で働いているかを実際に計算することから始まります。金川顕教さんがサラリーマンだった頃を時給換算すると、1,800円だったとのこと。年収がいくら高くても、拘束時間(勤務時間とか残業とか)が長いと、それだけ時給では金額が下がっていってしまうことが分かります。自分の収入を時給換算しておくと、生産性を見直す上でとても役立つ。「時間はお金より大切で、命と同じくらい大切なモノ」という意識で行動することが大事。本業以外にもいくつかビジネスを持つことも視野に入れるべき。

第2章、時給思考に変わることがゴールではなく、時給思考に変えて結果を出すことが目的。どうやったら身につくかは、ノウハウではなくて自分の意識次第。やらなければいけないことは先延ばしにせずにすぐ行動するように習慣づける。何年も先のことではなくて目の前の1分1秒をどう過ごすか、ということを大切に考えること。時給思考で行動し続けることで、不労収入を得られることに。

第3章、ワーク形式で自分の1日の時間の使い方を整理していきます。まずはじめに自分の人生の優先順位について問われます。趣味の時間だったり家族との時間だったり、人によって優先したい大切なものはそれぞれですよね。自分にとって何が一番重要なんだろうか、というところをしっかり把握していないと、何のために思考や行動を変えるのかがわからなくなってしまいます。
次に、毎日やらなければいけないことを「重要度」の高い・低いと「緊急度」の高い・低いものに分類してみます。書籍の中に金川顕教さんが書いた図や例があるのでとても分かりやすいと思います。続いて、「今すぐやめることリスト」を作ります。まずはやめたい、やりたくないと思っていることをかきだし、書き終えたら「今すぐやめられるもの」と「今すぐは無理でもいつかやめたいもの」に分類します。やめることリストを作ることで、自分の時間の中の無駄な部分を把握することができるとのこと。また、自分ではなくても出来ることもはっきりするので、頼めるものは人に頼むようにすることも生産性の向上に繋がるとのこと。
そして最後に、「やりたいことリスト」も作り、目に見える場所に置く。その際のポイントは、出来るだけ具体的な内容で数字や固有名詞、いつまでに叶えたいかの期限を付けるということだそうです。これはモチベーションアップに繋がります。

第4章、時間を意識して考えることは生産性を上げることが目的ではなくて、自分が幸せだと感じられるようにすることが本当の目的だということ。
ビジネス書では「PDCAサイクル」という業務管理の手法があるが、金川顕教さんがより効率的だと思うのは「CAPDサイクル」。モデルを見つけてその人がなぜそうなれたかを調べ、モデルと自分とを比較し改善点を見つけ、自分がすべきことを書き出し、実際に行動する、という手法だそうです。従来の考え方のPDCAだと、計画のまま行動にうつすまでが大変だったりやらないというデメリットがありますが、金川顕教さん方式のCAPDだと、すでに成功している人のプランや反省点を自分に取り込めるのでハードルがだいぶ低くなります。

第5章は有料版のみに掲載されています。今日から1日あたりの生産性を上げるための方法が紹介されています。そこも読みたい!という人は有料版を手に入れましょう。

おわりに、時給思考に基づいて生産性を上げることができれば、有効に使える時間を持つことができます。1日の時間をどう使うかは人それぞれ。どう過ごしてどんな結果を出せるかは全て自分次第、ということでした。

 

時間は有限であると分かっていても、つい帰宅したらスマホをポチポチかまって無意味な時間を過ごしてしまったりしますよね。
仕事中も「眠いな、だるいな、帰りたい」なんてマイナスなことを考えてだらだらと業務をこなすだけでは、自分の時給はどんどん下がっていくだけ…。
もっと全ての行動において「時間」をどう使うかを考えて行動しないと本当にこのまま人生終わってしまうな、と恐怖感を覚えました(笑)
限られた時間の中で、時間とうまく付き合いながら自分の幸福度を高めていけるよう、この本をヒントに行動を変えていけると良いですね!

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