あなたの将来に向けて、働き方を変える必要がある4つの理由

あなたの将来に向けて、働き方を変える必要がある4つの理由

金川顕教さんの無料電子書籍、第19弾は『あなたの将来に向けて、働き方を変える必要がある4つの理由』という題名です。
2018年2月17日に発行されたビジネス書です。

政府が「働き方改革」についていろいろと議論を重ねている今。
AIの活躍や、技術などの進歩によって仕事の幅や方向性が変わりつつあります。
この先もずっと今と同じ考え方で働き続けていってもいいのだろうか?
そうした疑問を抱いている人、危機感を抱いている人も少なくないと思います。
これから先リストラにおびえながら過ごすよりは、自分のスキルをアップさせて必要不可欠な人材に生まれ変われるよう努力してみるのもいいのではないでしょうか。

読むと読まないとでは大きな差が生まれてくるような1冊です!
では早速中身を見ていきましょう。


【目次】

第1章:将来に向けて働き方を変える必要がある4つの理由

・会社のためではなく、自分のために働き方を変えるべき
・働き方を変えれば人生が変わるきっかけになる
・ただがむしゃらに仕事を頑張っていても結果は出ない。準備が大切
・仕事の結果に差が出るのは、能力ではなくやり方が原因

第2章:デスクワークで活かせる!基本の効率化メゾット

・ブラインドタッチやショートカットキーをルーティン化する
・使い慣れたPCとキーボードの位置にこだわる
・データや予定の管理は、紙でなくスマホで管理しよう
・朝晩30分のインプットが、効率良く情報収集するチャンス

第3章:組織全体で効率化できれば、全員の働き方を変えられる

・自分の仕事よりも、組織が関わる仕事を最優先する
・組織で効率良く仕事をするには、コミュニケーションの濃さがカギ
・たった一行の箇条書きがスピーディーに、わかりやすく伝えるコツ
・仕事だけでなく日常生活もスケジュールに書く

第4章:当日中に仕事を終わらせる4つのポイント

・期日に終わらせるためには、まずは仕事の全体像を明確にしよう
・メールは「読んだ時点で即返信」が鉄則
・完璧には進めず、適当主義で途中で軌道修正する
・早く結果を出したいなら、お金がかかっても環境作りを優先させよう

第5章:今日から仕事を効率化するためのマインドセット

・仕事も遊びも中途半端はNG。メリハリをつけよう
・日常生活の決断を減らせば、いざという時に最適な決断ができる
・目標は長期でなく短期で設定した方が、結果が出る
・過去を振り返るよりも未来に目を向けて進もう


はじめに、ではこの本は仕事のやり方を徹底的に効率化することで、新しいことができる時間を増やしたり、人生を豊かにすることを目的にしていることが書かれています。

第1章、働き方を変えるのは、会社のためではなく「自分のため」。長時間労働の問題を少しでも低減させるための働き方改革だけど、メリットは会社側だけでなく個人にもあると考えて積極的に参加するべき。根本的な仕事の効率化のためには、仕組みづくりから始める必要がある。結果を出せる人と出せない人の違いは2点。「正しいやり方を知っているか知らないか」と「正しいやり方で実践しているかしていないか」ということ。金川顕教さんが伝えたいことの1つが「努力の苦しみは一瞬、努力の成果は一生」ということ。効率化のために身に付けるべきスキルを身に付けようと努力することも大事。

第2章では、具体的な効率化のテクニックが紹介されています。例えばデスクワークにおけるタイピング技術。自己流ではなく、ブラインドタッチを身に付けたり、ショートカットキーを活用することでタイピングのスピードは格段に上がります。実は普段マウスを使って行っている作業の8割以上はキーボードでの作業に置換することができるそうです!金川顕教さんがよく使うショートカットキーの紹介もあります。自分は知っているものも、知らなかったものもあって勉強になりました。他に効率化のテクニックとして「単語登録」機能もおすすめとのこと。また、会社のPCとプライベートのPCを同じメーカーのものに合わせたりすることも効率化の第1歩とのこと。パソコンの処理速度を改善するための定期的なメンテナンスや買い替えも勧められています。データの管理も紙ではなくスマホにまとめることが勧められています。

第3章では、個人ではなく組織における仕事の効率化について書かれています。仕事には大きく分けて「自分だけの仕事」と「周りの人が関わっている仕事」の2種類があり、仕事を効率化させたいのであれば最優先すべきは「周りの人が関わっている仕事」。誰かに仕事を頼まれた時、自分の仕事で忙しかったとしても、その仕事を止めることで全体の流れがどうなるのかを見極めてから取り組むようにする。また、コミュニケーションを取れているかも効率化に重要なところ。

第4章では、仕事を後回しせず当日に完結させるための具体的な方法について書かれています。
まずは全体像を明確にすること。そのために仕事に関連する項目を箇条書きにしてみると把握しやすくなるとのこと。その際、「目標」「問題点」「改善策」という少なくても3つの項目に分けるとさらに良い。また、メールの確認や返信は時間が掛かりやすいので、重要度に関わらず読んだ時点で即返信を心がけること。仕事のスピードと環境には大きな関連性がある。早く結果を出したいのであれば環境づくりにかける予算を多めに取ることをお勧め。

第5章、仕事をするとき、遊ぶ時のメリハリをしっかり付けることが大事。スティーブ・ジョブズ氏の服のように日常の些細な事をルーティン化することで毎日の無駄な決断を減らし、パフォーマンスの向上に繋げることができる。また、目標は長期ではなく短期で設定した方が結果が出やすい。自分が本気で信じられる妄想に向けて本気で取り組むことが大事。

おわりに、金川顕教さんが普段から意識している効率化のスキルやノウハウ、マインドセットを少しでも参考にして行動してみてください、ということでした。もし不明点や不安なことがあったら金川顕教さんのLINE@まで「効率化」と書いて連絡をすれば、手助けをしてくれるようです。

 

読んでみて、具体的な効率化のスキルが載せてあったり、面白いなと思いながら読み進めることができました。いつも文章が難しくなく、分かりやすいのでさらさらーっと読めるのが金川顕教さんの書籍の魅力ですね。久しぶりに有料版に隠された情報がない1冊だったかな、なんて思いました(笑)
ちょっとした工夫で仕事に費やす時間が減るなら、やらないのは損でしかないですね。
効率化させる方法があることを知った今、それを実践してこそ結果に繋がります。
全てに通じることですが、知った後どう行動できるかが一番大切なところですよね。
さっそく単語登録やショートカットキーから効率化を図ろうと思います!

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