初心者を代表して「不動産投資」について教わってきました!

今回紹介するのは、金川顕教さんの第11冊目の書籍『初心者を代表して「不動産投資」について教わってきました!』という一冊です。
2017年12月17日に出版されたこの本は、アマゾンでも高評価がついていて、題名の通り不動産投資の初心者に向けた書籍のようですね。
不動産投資には個人的に憧れを抱いています(笑)
でもわからないことだらけ、なんだか難しそうな印象を受けますよね。
それがこの本を読んでどう変わるか楽しみなところです。
では早速中身を読んでいきましょう!


~目次~
はじめに
第1章 会社員の僕でも安定収入を得る方法はないですか?
第2章 僕にも「不動産投資」はできますか?
第3章 でも、不動産投資って怖いんですが……
第4章 何を買えばいいの?①
    ~都内新築・築浅一棟もの編~
第5章 何を買えばいいの?②
    ~地方中古一棟もの編~
第6章 物件を見極める力をつけよう
おわりに
Point!一覧


はじめに、不動産投資は江戸時代から300年以上続くビジネスモデルなんだそうです。そう聞くと、不動産投資に対する危うさとか不安定とか言ったマイナスなイメージが少し軽くなるような気がします。
この時代、会社員として働いている給料だけでは正直生きていけなくなってきました。老後安定した生活を送るためには個人でかなり貯金をしておかなければいけません。でも、今の仕事で毎月十分な貯蓄をしていけるかというと、かなりの人がNOと言うでしょう。独身ならまだしも、年齢を重ね家族が増えていけばいくだけ必要なお金も増えるわけで。そうすると貯蓄にまで手が回りませんよね。収入減が一つしかないというのはそれだけ将来にリスクがあるのかもしれません。それを減らすため、収入減を増やす複業が必要になってきます。この書籍で紹介される「不動産投資」は、自分の労働の対価として金銭を貰うのではなく、不労所得として再現が可能なビジネスです。不動産投資の知識を増やし、始める自信をつけるため書かれたこの本でしっかり勉強していきましょう。

第1章、本編はカナガワ君と先生の対話方式でとても読みやすいです。
まず出て来る子供一人育てるのに必要な費用に衝撃を受けます。これでは子供の数が減るのもなんだか納得する気が…。子供のための費用だけでなく、自分たちの老後の生活資金のことを考えると、会社でもらう給料だけに頼ることがいかに心許ないか実感します。
最近副業をOKする会社が増えてきているのは、会社が個人の面倒を見きれないと捉えるべきとのこと。かといって自分の体と時間を資本にして対価を得るような「労働集約型」の副業はお勧めできない。労働の対価としてのお金という常識は今すぐ捨ててしまいましょう。

第2章、実は会社員こそ不動産投資に向いているんだそうです。会社員とか公務員という信頼性があるほうが銀行から多額の融資を受けやすいからとのこと。仕事の片手間で不動産投資をしていけるかどうかについては、プロに任せればOKみたいなので忙しい人でも安心して始められそうです。不動産投資を始めるための資金は、理想としては300万以上で最低でも100万程度必要になります。でも安定収入が得られるような条件の良い人は貯金なしでも始められる方法もあるとのこと。年収も融資には大きく関わっていて、年収500万円以上あれば一棟まるごとの優良物件を購入することができるそうです。もちろん年収に合わせた物件の買い方があるので、そこはプロに相談しましょう。
不動産投資の魅力は不労所得というだけでなく、再現性の高さにもあります。再現性というのは、同じ環境であればだれがやっても同じ結果を出せるということ。また、違う環境でも成功者のまねをすれば同じような結果を出せるということ。いい物件を見極めて買うことができれば失敗することはよほどないという最強のビジネスですね。

第3章、不動産投資で多額の融資を受けたはいいけどそれがイコール借金として重くのしかかるんじゃ…という不安はつきものですよね。でも不動産投資のローンは自分が返すというより「入居者」が返すもの。それに不動産投資は「資産」を買うということなので、マイホームのように一生をかけてローンを支払うというのではなく、売却によって利益を得ることもある。価値のある物件なら購入時と同額とかそれ以上で売ることもできるからそこまで不安に思う必要はないとのこと。同じ額の融資を受けるなら、マイホームを買うよりマイアパートを買って貸し出した方が絶対お得になるということですよ。
また、空室に対する不安もあるけれど、そこは物件の見極めが出来ればそこまで怖くないそうです。確かに一度部屋を決めたらそうそう引越ししないですもんね。空室が続いてローンの返済ができなくなる人は1万人に5人いるかどうかという程度らしいので少し安心ですね。もし空室になったら広告料を出したり、敷金礼金を下げたり、リフォームしたりという適切な空室対策を行いましょう。

第4章、不動産投資を始めるにあたって「新築ワンルーム」は買わない方がいいようです。不動産投資はどんどん物件を増やしていくことで利益も増やしていけるけど、ワンルームだとそれが難しいとのこと。
では、不動産投資でどのくらいの利益を得たいのか?その目標額によって購入する物件も変わってきます。物件によって利回りが変わってくるけれど、一口に利回りと言っても「表面利回り」「実質利回り」「返済後利回り」という考え方があるので、表面だけ見ていたら危険。空室率等の計算も考えないといけないので、自分で考えるととてもややこしいですね。でもそれを簡単にやってくれる便利なサイトやアプリがあるので活用しましょう。返済後利回りが2%以上あるかどうかが一つの物件見極めのポイントです。

第5章、都市部と比べて地方の物件は物件価格が安いとか利回りが高いというメリットがあります。でも、融資を受けにくかったり客付けがしにくい、メンテナンスなどの手間がかかりやすいというデメリットもあります。 選び方を間違えなければ空室リスクを最小限に抑えることが可能だし、都市部ほど競争が激しくないからちょっとした工夫で空室を埋めることもできるので、自分の知っている土地だけでなく地方の良い物件にも目を向けた方がよさそうです。
良い物件はどうやって見つけるかというと、初心者が一人で見つけるのは大変なこと。いい物件は既に実績のある不動産投資家のもとに集まりやすいから、経験者と交流を持つことがとても大切だと言えますね。

第6章、今は融資がおりやすいので不動産投資を始めやすい時期だそうです。
今は超低金利の時代だけれど、もし金利が上がったとしても不動産投資ではそこまで影響しないと考えてもよさそう。でも、最初から金利が上がっても余裕があるように資金計画をたてましょう。表面的な利回りから借入金利を引いた「イールドギャップ」にも着目することが大切。第4章でもあったけど、購入する不動産がどんな利益を生むかはいろいろな視点から考える必要があるんですね。たくさんシュミレーションすることで、買うべき物件の見極め力を鍛えることができます。
不動産投資をするなら、2期目の黒字を目指して頑張りましょう。そうしたら事業として認められ、追加の融資が受けやすくなるということでした。

おわりに、金川顕教さん自身も現役の不動産投資家11人からなるコミュニティに入って不動産投資の勉強中だそうです。出版時には購入の手続きを進めていると書いてあったので、おそらく既に不動産投資家としてデビューしていることでしょう。
一人でやると不安があるかもしれないけど、金川顕教さんのようにコミュニティに入ってプロのアドバイスを受けながら出来たら安心ですよね。もしコミュニティに興味があれば金川顕教さんのLINE@へ「不動産特典」と連絡を入れてみてくださいね。


以上、『 初心者を代表して「不動産投資」について教わってきました! 』の内容紹介でした。
不動産投資とはどういうものかといういいイメージを持つことができる本だと思いました。
初心者向けなので勉強すればもっと奥が深い分野だと思います。特に計算式のところは難しかったです(笑)
でもこの本を読むことで「不動産投資をしてみたい!」と前向きになれると思います。
何も知らないと自分には関係のない世界、遠い存在のままだった「不動産投資」。
ごく一般の会社員でもできることなんだと身近に感じたら始めてみる人も増えるでしょう。
これからの世の中、自分のことは自分で守らないと生きていけないですよね。
お金が簡単に増えたら最高ですよね(笑)
それが叶う「不動産投資」、ぜひやってみたいものです。
興味のある人はぜひ読んでみてください!すごく読みやすいですよ!

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