すごい勉強法: 偏差値35から10億稼げるようになった

今回紹介するのは2018年6月8日に出版された『すごい勉強法: 偏差値35から10億稼げるようになった』という金川顕教さんの17冊目の紙の書籍です。
金川顕教さんは偏差値35から2年の浪人期間を経て見事立命館大学に合格し、さらには在学中に超難関の公認会計士試験に合格しました。その後高収入で世間一般からしたら勝ち組のエリート街道を自ら手放して起業し、経済的にも時間的にも精神的にも「自由」を手に入れました。
進学を目指した時から金川顕教さんは常に勉強・勉強の日々を送ってきました。
そんな金川顕教さんだからこそ教えられる「すごい勉強法」。勉強は何歳になっても始められるし必要なことだと思います。自分のスキルアップのためにもぜひチェックしてみてください。では早速中身を見ていきましょう!


~目次~

まえがき
第1章 「超効率的」な勉強の進め方
   結果を出すのに才能はいらない
   TTP(徹底的にパクれ)!
   正解を先に知ってからやる「逆算勉強法」のススメ
   「自己流」は「事故る」
   量からしか質は生まれない
   「すぐやる」&「反復する」
   「低学歴タイプ」と「高学歴タイプ」 それぞれの強みを生かせ!
   じっくり読まない、じっくり聞かない
   本は即買え!そしてめくりまくれ!
   大事なことはすぐ打ち込む
   自宅以外の勉強場所を持つ

第2章 人生を変えるポジティブ勉強法
   50%の情報を得たら行動せよ
   大事なのはオンライン・トゥ・オフライン
   対面>通話>動画>音声>文章で学べ
   一流を目指す必要はない
   失敗ではなく、成長ととらえよう
   言葉づかいで人は変わる
   思考を変えると、行動が変わる
   情熱を持ち、忍耐力を身につけ、謙虚さを忘れずに
   人より秀でたいのなら孤独に強くなれ
   誰も踏み込んでいない分野を切り拓くには
   凡事徹底に努めよ
   結果を出したいなら、とにかくリサーチしまくる
   お金、時間、努力、人脈、情報の使い方
   パーセンテージの誤解を解く

第3章 勉強したことを無駄にしないアウトプット術
   インプットの3倍のアウトプットを心がける
   インプットしながらアウトプットする
   出版やブログでアウトプット
   「教えるスキル」を身につけよう
   具体的なエピソードを話すように心がける
   第一印象を磨こう
   教えるテーマの選び方
   自分から情報を発信しよう

第4章 成功するための時間管理法
   スケジュールは毎日同じでいい
   筋トレとポジティブシンキング
   楽しむ時間と無駄な時間はいらない
   睡眠と食事はきちんととる
   カフェで「機内モード」
   朝30分、夜30分を捻出する
   成功までに1万時間はいらない
   スケジュールは大雑把に
   遊び感覚で時間短縮
   自分に起きることはすべてが勉強
   やりたくないことを明確にする
   テレビ、新聞はいらない

第5章 共に成長する仲間の作り方
   レベルの高い環境でレベルアップする
   共に学ぶ仲間の大切さ
   人に教える喜びを知る
   教え子が利益を上げる喜び
   現代はチームの時代
   理想としている人との差を感じて生きる
   ポジティブな人とだけつきあう
   妄想力を大事にしよう
   一番の理想は「頭のいいバカ」
あとがき


まえがき、金川顕教さんが会計監査の仕事をしていた時に感じた葛藤がリアルで、きっと誰もが感じたことがあることだと思います。でもそこから抜け出せるかどうかは本人次第で気持ちの大きさにかかっていると思います。勉強法について知りたいと思っている時はやる気がみなぎっている時。そんな時こそ結果が出やすいので、効率的な方法を知って結果を出せたらいいですね。

第1章、「才能があると言われている人は人並み以上の勉強をしているから」という言葉が刺さりました。また、間違った方向に努力しても、時間と労力の無駄だということも全くもってその通りですよね。金川顕教さんが実践してきた勉強法はどれも過去の自分はやって来ませんでした。テスト勉強や受験勉強でひーひー言っていた自分に教えてあげたくなりました(笑)
すぐ行動する、量をこなすということはビジネスでもとても重要なポイントですね。自分に足りない部分をしっかり意識して取り組みたいと思います。

第2章、金川顕教さんは学びの場やビジネスパートナーと話す際、対面ということを重要視しています。一般的に勉強を始めようとしたら本を買ってきてそれを読んで、という流れが多いと思いますが、それよりもセミナーなどに足を運んだ方が何倍も効果的とのこと。お金を出したとしても、得られるリターンははるかに大きくなるので、自己投資だと思って取り組もうと思います。
言葉づかいや謙虚さの部分は人として気を付けていきたい部分です。否定形や逆接を使わず、肯定的な人物になりたいと思います。

第3章、インプットよりアウトプットすることが勉強になることは他の書籍でも学んできました。自分も金川顕教さんの書籍を読んだ感想をこうして書いていますが、こういうアウトプットを経ることでより理解が深まります。圧倒的にアウトプットの量が少ないところが今後の課題ですが…どんなことでもインプットしたらアウトプットをすることを続けていきたいと思います。

第4章、自分はなんて無駄な時間が多いんだろうと反省しました。テレビやインターネット、漫画は学生時代から勉強を妨げる3大強敵でした(笑)自制心の強い人はなんてことないのでしょうが、だらけ切った自分はいつも誘惑に負けていました。社会人になり多少自制心も備わったかと思いますが、まだまだ捻出できる時間はありますね。やらなくていいことを明確にして効率よくこなせるように意識していこうと思います。

第5章、一人で勉強とかビジネスをするよりも、同じ様な志を持った人と一緒にやることで効果が上がることがありますね。自分の持つ情報を惜しまず人に教えていたら、相手からも有益な情報をもらえたりします。仲間でありライバルでもある存在がいることはとても心強いと思います。自分がめげそうな時には仲間の存在が自分を奮い立たせてくれたりもします。
何かを始めるなら、そういう仲間を作ることもぜひ考えてみたらいいと思います。

あとがき、完璧な勉強法は一生完成しないという金川顕教さんの考え方はとても「らしい」と思います。日々いろいろな情報がアップデートされていきます。自分もそれに合わせてどんどん新しいものを吸収し、さらにいい方法を身に付け成長し続けていきたいと思います。

以上、『すごい勉強法: 偏差値35から10億稼げるようになった』を読んだ感想です。
具体的な勉強法だけにとどまらず、時間の管理や環境のことも書かれています。それらを総合的に実践することが効率的に学ぶことに繋がると思います。
ストイックな金川顕教さんのようにはいかないかもしれませんが、自分なりに学んだことを生活の中に取り入れたいと思います。
学生にも社会人にも参考になる1冊だと思いますので、ぜひ読んでみてください。

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