すごい効率化

すごい効率化

2017年6月2日に発売された金川顕教さんの大人気書籍第5弾、『すごい効率化』。
今回はこの本を紹介したいと思います。

最小の時間と労力で最大限の成果を出すための14日間、PDCAはもう古い!爆速で結果が出るCAPDメソッドを公開、やらなことを決めるだけで全てがうまく回り出す。と、表紙に書いてある言葉を読むだけで興味を惹かれますよね。

金川顕教さんが伝授する効率的な働き方改革の方法、その中身とは?
早速みてみましょう。

 


目次

はじめに

1日目 決まった場所と時間を作る
2日目 パソコン環境を徹底的に整える
3日目 操作・入力をほぼ自動化する
4日目 時間を断捨離する
5日目 CAPDでまず検証する
6日目 頭が良くなる「箇条書き記録法」
7日目 しないことリストを作る
8日目 自分だけではなくチームで効率化する
9日目 50%で見切り発車する
10日目 超効率・情報収集術
11日目 超効率・時間管理術
12日目 睡眠を極める
13日目 食事や運動にこだわる
14日目 コミュニケーションを極める

終わりに


はじめに、ではこれからの働き方に関して危機感を感じされられました。長寿化によって70代80代になっても働かなくてはいけない、と思うとぞっとします。今のうちに働き方を変えて他人に差をつけないと、つらい未来が待っているのかも…と怖い想像をしました。
政府が進める働き方改革の捉え方でも、会社のためでなく自分のための働き方改革であってしかるべき、という一文にハッとさせられました。

1日目、金川顕教さんも実際に勉強の際取り入れた方法が自宅以外のマイ席を作ることでした。それを作ることのメリットが挙げられています。
お金の無駄、自宅でやればいい、という考え方はこの際一切捨てて、言われた通りに実行する勇気を持つことが大事です。

2日目、仕事をするうえで欠かせない相棒、パソコンやデータとの付き合い方が書かれています。なるべくペーパーレスにこだわってメモやスケジュールもすべて紙ではなくデータとして管理することがいかに効率的か分かります。パソコンを半年で買い替えろ、というのは少し言い過ぎじゃ(笑)と思うくらいですが、本当に効率化を求めて「時間」を大切にできる人はそこまでできるのだなと思います。むしろそこまで思えないと他者とは差がつかないなと思います。

3日目、パソコンの操作、入力などを効率化するための裏ワザが紹介されています。知っているものもありましたが、恥ずかしながら知らないものもたくさんありました(笑)毎日仕事で使っているパソコンですが、意外と知られていない便利な機能がたくさん搭載されているものです。効率化するために、意識的にこうした便利なツールを使うようにしたいですね。

4日目、支払いを現金ではなくカードですることのメリットなど、日常の些細なムダさえも省く方法が紹介されています。

5日目、昔からいわれているビジネス手法にPDCA(計画・実行・評価、検証・改善)というものがあります。しかし金川顕教さんの場合は、「CAPD」という順番を推奨しています。というのも、計画しても実行しなかったり、実行できても評価検証や改善まで行きついていない現状があるからです。効率的にビジネスするためには、まずはうまくいっている人や出来ていない人、そして自分自身を比較して共通点や改善点を浮き彫りにさせてから改善していく、という方法が望ましいということでした。
なんでも逆転の発想というか、視点を変えることって大事だなと思いました。

6日目、ビジネスでメモを取る機会は多いと思います。そのメモの取り方について効率的かつ効果的な方法が紹介してあります。だらだらと書くのではなく短く簡潔に箇条書きで書く。自分のとったメモなのに後から見て自分でもわからなくなることありませんか?そういう人はぜひ取り入れて欲しいと思います。

7日目、やることリストよりもやらないことリストを作ることが大事、「やりません」といえることが大事、という話です。
仕事には自分の中で優先順位をしっかりつけて、優先度の高いものからこなしていくことが大事。

8日目、効率化は自分だけでなくチーム全体でも考えること、基本的には自分の仕事よりも他人からの仕事を優先すべき、全体の仕事の流れを考えることなどが書かれています。
またチームでのコミュニケーションについても触れられています。
今もし職場でのコミュニケーションや仕事の連携などで悩みがあったりするなら参考になると思います。

9日目、なんでも完璧に準備してから始めたい、という慎重派の人はいるかと思います。でも、完璧主義よりある程度適当なところで(50%くらい)で見切り発車することが大事だということです。行動してから学ぶ方が結果に繋がりやすいし、仕事のスピードが圧倒的に変わってきます。

10日目、情報収集の方法が紹介されています。
金川顕教さんもいまだに月100冊ペースで読書を続けていますが、本を読むこと、その本の読み方も金川流を取り入れるといいと思います。
そしてインプットと同時にアウトプットの大事さも触れられています。

11日目、自分自身を追いこんで無駄な誘いなどを入れないスケジュールを立てること。常に「時間」を意識して、時間とお金を関連付けて考えるようにするといいみたいです。

12日目、良いコンディションで仕事をするために欠かせないのが「睡眠」。睡眠がきちんとできていないと、仕事の効率が悪くなったり、病気に繋がったりします。なるべく質の良い睡眠をとるために、マットレスや寝るときの服装なんかも気を遣うべきだとわかります。

13日目、金川顕教さん流の食事や運動に対する考えが紹介してあります。食事や運動も健康な体の為に不可欠なもの。きちんと考えたい内容ですね。

14日目、人に喜ばれるようなスキルを身につけて、自分のファンを作ることはビジネスをするうえで強みになります。自分の持っているものよりもワンランクツーランク上の知識が手に入るならお金を払ってでも手に入れるべき。いろいろなものを検索する力は、ビジネスパーソンにとって強力な武器にもなります。そうしたスキルを用いたコミュニケーションで、他者とは差がつきます。

おわりに、では金川顕教さんがいろんなところで多用している言葉が使われています。
思考が変われば、行動が変わります。
行動が変われば、習慣が変わります。
習慣が変われば、結果が変わります。
結果が変われば、未来が変わります。
自分の未来を変えるためには、まずは思考を変えること、今すぐに実践できる効率化があれば取り入れるようにしたいと思います。

 

最小の時間と労力で最大限の成果を出すための14日間、この本を読んで金川顕教さん流のやり方を取り入れ、いろんなことを効率化してみてください。

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