家賃収入で人生が楽になる

家賃収入で人生が楽になる

いつも大人気の金川顕教さんの無料電子書籍第11冊目は、『家賃収入で人生が楽になる』という1冊です。
9冊目の『これからの君におくる「初めての不動産投資」』に続く、不動産投資関係の書籍です。
今回の本は主に30代以上の人に向けて書かれた本ということです。
2017年6月20日に発行されています。

個人的にとても好きなジャンルの1冊です(笑)
では早速中身を見ていきましょう!


【目次】

はじめに

第1章:30代の会社員が不動産投資を始めるべき4つの理由
・「会社員」という属性は銀行からの融資を受けれるのが最もメリット
・月30万円の不労収入があると、収入源が増えて将来の安心に繋がる
・投資は労働型だと意味がない。「不労型」だからこそ価値がある
・物件は誰が購入しても同じだからこそ、再現性がある

第2章:月30万円の不労所得を5年間確定するための、成功法則を公開
・本だけで情報を得るのはNG。不動産投資で実績が出ている人から最新情報を入手しよう
・なんのために不労収入を得たいのか?まずは動機を明確にしよう
・実は会社以外の収入源も安定できる。不労所得が5年間保証がある「サブリース契約」
・区分所有の営業に騙されるな!一棟ものは土地がついてるから価値がある

第3章:これで不動産投資で失敗しない!リスクのない物件の選び方
・区分所有で成功している人はいない。契約の段階なら解約しよう
・一棟ものの物件を選ぶことで、空室リスクは大幅に減らせる
・都心で新築の物件は家賃が落ちにくいから安全
・利回りは高く、金利は低い物件を選ぶことがコツ

第4章:不動産を始める前に知っておいた方がいい4つのこと
・不動産投資には「家賃収入」と「売却益」の2つの稼ぎ方がある
・全国どこに住んでいても、都内で購入し物件管理のプロに運営を任せたらOK
・リスクばかりとらわれるのではなく「どうしたらできるようになるか?」考えよう
・まずは一歩踏み出す。不動産投資で実績を出している人に話を聞きに行くことが、会社で働きながら不労所得を得るコツ

おわりに


はじめに、では中国の富裕層が持つ「セブンポケット」という考え方が紹介されています。たくさんの収入減を確保し、ひとつの収入減に頼るのをやめよう、という考え方だそうです。
ところが日本はほとんどの人がセブンどころか「ワンポケット」状態ですよね。
最近でこそ副業をしている人の割合は増えてきていますが、圧倒的に会社からの給料だけで生活している人が多い現状だと思います。
副業と言っても株とかFXとかアフィリエイトとかいろいろありますけど、本業が終わってから副業のために時間を確保するのも大変だと思います。
そこで金川顕教さんがおすすめするのが「不動産投資」というわけなんですね。一度購入さえしてしまえば物件の管理などは管理会社に任せてしまえるので、不労所得が得られるというなんともおいしいお話です。物件の購入にあたり大きな借金を抱えることを嫌がる人も多いので、なかなか普通のサラリーマンでは手を出しづらくお金持ちの道楽と思われがちですが、この「普通のサラリーマン」というところが不動産投資では逆に有利に働くんです。それをいかしてワンポケットからツーポケットに増やしてみませんか、という不動産投資への導入部分でした。

第1章、30代の会社員が不動産投資をやるべき理由が書かれています。会社員であることのメリットは、「社会的信用」があるという部分。芸能人とかはお金持ちのイメージがありますが、家を買う時は人気商売なので融資が受けづらいというのをテレビ番組などで度々見かけますよね。
その点会社員は「会社」に対する信用度で、この会社にいるならこのくらいの給料が見込めて返済も問題ないだろう、という情報を銀行が持っているので融資がすんなり受けれるのです。
また、はじめにでも書かれていましたが株とかFXとかといった他の副業は自分で動く必要がありますが、不動産投資はほとんど自分で動く必要はなく、収入も安定して入ってきます。そして、「自分」ではなくて「物件」の価値が見られるから、一つの物件を誰が買っても同じ利益が得られるんです。金川顕教さんみたいにYouTubeやメルマガなどを駆使してファンを増やせる人はいいけれど、そういう「自分を売り込む」ことが苦手な人には不動産投資のほうが向いているかもしれないですね。

第2章、月30万の不労所得を5年確定させるための成功法則が紹介されています。まず本だけでの情報収集は全てが最新の情報ではないためやめた方が良いということ。人は情報を得る時に本やネットから手軽に情報を得ようとしがちですが、1番自分にとって有益な情報を得られる方法は、実際に不動産投資をしている人から直接話を聞くこと、または不動産投資をしている人たちのコミュニティに入って常に新しい情報を交換し合うことです。
一見ハードルが高くて躊躇してしまいそうですが、それを出来る人の方が確実に結果が出せるそうです。間違っていたり古かったりした情報で利益が出せず逆に損をしないためにも、情報収集の方法は気を付けるべき重要ポイントだと言えます。もし本でも情報収集したい場合は、金川顕教さんのLINE@へ連絡を入れればおすすめの本を紹介して貰えますよ。
不動産投資で確実に利益を得るためには「サブリース契約」という方法がおすすめだそうです。
空室リスクを考えるととても魅力的な方法なので、しっかり読んでみてください。

第3章、リスクのない物件の選び方が紹介されています。せっかく大きな借金を抱えて不動産投資をするのなら、少しでもいい物件を手に入れたいですよね。
この章では不動産投資を始めるうえでの物件選びについて気を付けることなどがわかります。
まず、区分所有は絶対やめたほうがいいということ。東京とかのタワーマンションなどでは、一部屋一部屋でオーナーが違うということはよくありますよね。区分所有しませんか?という営業の電話がかかってきたとしても受けないようにしましょう。なぜなら赤字のリスクが大きいからです。
一部屋しか所有していなかったら、入居者がいない空室の時点で収入は0です。その点一棟買いをしておけば、たとえ空室があったとしても入居者がいれば家賃収入は入ってきます。金川顕教さんいわく、初心者に向いているのは、利回りが低くてもリスクの少ない都心の新築物件だそうです。

第4章、不動産投資を始める前に知っておくべきことがまとめられています。
まず多くの人が不動産投資というと1つの物件をずっと所有して家賃収入でやっていくもの、と思っていることだと思いますが、実はそれだけではありませんでした。「家賃収入」と「売却益」という2つの稼ぎ方があるそうです。不動産投資ではこの2つの稼ぎ方を駆使して大きく利益を上げていくことを目指した方がよさそうです。
また、不動産投資をやる上で大切なのは、「よい不動産仲介業者」「よい物件管理会社」「よい税理士事務所」との出会いです。信頼できるプロに管理は全て任せることが成功の秘訣だそうです。

おわりに、金川顕教さんはポッドキャストで不動産投資法についてのラジオ番組を配信しています。この1冊もラジオ番組に基づいて構成されたものだそうです。ラジオ番組と合わせて勉強することで理解がさらに深まるはず、ということでおすすめしています。
音声なので通勤時間などの移動時間やちょっとしたスキマ時間に気軽に聞くことができます。
今「普通のサラリーマン」をしているのなら、ぜひそれをうまく活用してみるのも悪くないですよね!

 

不労所得がひと月に30万円でもあれば人生はぐっと楽になる気がしますよね。
人生のほとんどの時間を会社に奪われ、真面目にコツコツ働いていても、一生楽に過ごすことができないかもしれないなんて、ものすごく虚しくなってしまいます。
だったら今のうちにポケットを増やして、少しでも早く退職できるように備えたいと思います(笑)
金川顕教さんがそうしたように、自分の人生は自分の行動次第で変えられるから、はじめの一歩を踏み出す勇気を持ちたいですね。

 

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