やり抜く力 〜才能でも努力でもない成功のカギをモノにする〜

やり抜く力 〜才能でも努力でもない成功のカギをモノにする〜

金川顕教さんの無料電子書籍第25弾は『やり抜く力 〜才能でも努力でもない成功のカギをモノにする〜』という1冊です。
7月23日に発行されましたが、レビューでも高評価をつけられていますね。
この本は「人生を思い通りに動かしたいのなら真っ先に読むべき」と書かれています。
凡人が成功するために必要なものは何なのか、それを知るために早速中身を見ていきましょう。


序章 成功するために才能よりも大切なもの

第1章 なぜ途中で諦めてしまうのか
1・幼い頃からの環境の影響
2・最後までやり抜く力は才能の違いではない
3・やり抜く力が「グリット」

第2章 グリットの重要性とは
1・成功者の共通点
2・目標を達成するために努力は二重に影響する
3・重要度の高い目標だけは妥協すべきではない

第3章 どうすればグリットを伸ばすことができるのか
1・グリットの始まりにはいつも情熱がある
2・練習と改善の効果
3・大きな目的があるから粘り強くなれる

第4章 グリットが未来を拓く
1・グリットに寄与する6つの資質
2・外側からグリットを伸ばしてくれる協力者
3・才能よりもグリットによって未来は変わる


序章では、この本の内容紹介に書かれている文章と同じものが書かれています。「成功」するために必要なものは何なのか。「幸運」と「才能」この二つがあれば確かに成功できそうです。でもそれらは意図して手に入れられるようなものではなく、どちらかというともともとその人に備わっているものとも言えます。では「幸運」も「才能」も持ち合わせていない凡人は成功できないのか?かの有名なダーウィンは偉業を成し遂げるために才能以上に必要なものがあると考えていたようです。「才能以上に必要なモノ」とは一体何なのか、この本を読み進めて手に入れましょう、という話でした。

第1章では、大手化粧品会社の新入社員「上村素直さん」と金川顕教さんの対話形式で話が進んでいきます。素直さんが会社を辞めたいと金川顕教さんに相談しているのですが、その話のなかで大切なことが伝えられています。例えば幼い頃どのように褒められてきたかどうかで大人になってからの成功や失敗への原因の結び付け方が変わってくる、ということや「グリット=やり抜く力」の重要性についてです。素直さんと金川顕教さんの対話をそばで聞いているような感覚で第2章へと続いていきます。

第2章では、偉人と一般人にある決定的な相違点が4つ紹介されています。1、明確な目標に向かって努力をしている。2、いったん取り組んだことは気まぐれにやめない。3、目標を決めたらそれをやりぬこうと心に誓っている。4、障害にぶつかっても諦めずに取り組んでいる。という4点。成功できるかどうかは才能や能力で決まるのではなく、グリットが高いかどうかで決まることがここで詳しく説明されています。「努力」をすることの大切さ、それがもたらす効果を、童話のウサギとカメを例にして分かりやすくイメージさせている場面もありました。

第3章ではどうやったらグリットを伸ばすことが出来るかについて語られています。グリットの始まりには「夢を叶えようという情熱」が必ずあるもの。情熱を持つことがグリットを鍛えるためには必要になります。そして情熱を育むにはまずは興味を持つことが必要になり、自分が何の興味を持っているか分かったら興味をさらに掘り下げていくことになります。もっとスキルを磨きたい、成長したいという意欲をもって自分の弱点を把握し克服するための練習を繰り返していくことも大切です。他にもいろいろと重要なことが書かれているのでしっかり読んでくださいね。

第4章ではロールモデルの重要性について書かれています。グリットを鍛えるために他人の力を上手く借りましょう。特に自制心や勇敢さに関しては誰かにコーチングしてもらうことでいい方向に鍛えることができるようです。効果的な方法としてグリットの強い集団の中に自分も飛び込んでいくこと。これは金川顕教さんがいろんなところで話したり書いていることと同じですね。自分で鍛えることもできるけど、自分を鍛えてくれる人たちと一緒に成長する方法もあると選択肢を与えてくれました。

 

この本は対話形式で第1章から4章まで進んでいきます。その間にいろいろな学者さんなどの言葉を用いながら「成功するために必要なもの」とはなにか、「やり抜く力」を鍛えるためにはどうしたらいいのかが分かりやすく説明されています。まるで自分が「上村素直さん」になった気持ちで自分に対して金川顕教さんが説明してくれているようにも感じてきます。なのでどんどん先へ先へと読み進めていくことができます。大事なことは太字で書かれているので、より分かりやすいです。
仕事を辞めようかという相談をした素直さんでしたが、金川顕教さんと話したことでどんどん目に輝きが宿り、その後人生を劇的に変化させることができたそうです。
自分の事を才能も幸運もない凡人だと思っていても、グリットを鍛えていけばより良い人生、成功そういったものを手に入れることは可能なんだと勇気の出る一冊でした。
ぜひ読んでみてください!

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