禁断の売れる文章術

禁断の売れる文章術

カリスマ起業家としても、ベストセラー作家としても有名な金川顕教さん。
金川顕教さんの無料電子書籍28冊目は『禁断の売れる文章術』について書かれた1冊。
2018年9月15日に発行されました。
超一流のコピーライターは年収何億も稼ぎ出すという話、聞いたことありませんか?
たかが文章、されど文章。
文章だけで人の心を動かして稼ぎ出すというその禁断のスキル!
とても中身が気になりますね!
では早速見ていきましょう!!


序章 売れる文章術を身につければ、相手の心を自在に動かせるようになる

第1章 なぜ売れる文章が書けないのか?
1・伝える文章 < 伝わる文章 < 心を動かす文章
2・自分本位の文章になっていないか?
3・綺麗で正しい文章が売れる文章ではない

第2章 売れる文章を書くために必要な3つの要素
1・商品やサービスの特徴に精通していること
2・ターゲットが明確になっていること
3・商品の特徴とベネフィットは別である

第3章 どうしたら売れる文章が書けるのか?
1・ターゲットのニーズとベネフィットを結びつける
2・商品に関する物語は響きやすい
3・説得力を上げつつも飽きさせない文章術

第4章 さらに文章で稼ぐための3つの極意
1・他のサイトやキャッチコピーで勉強する
2・推敲に力を注げるようになると完成度は上がる
3・刺激を受け合え、情報を共有できる環境を作ろう!


序章、大きな武器を持っていてもそれを活かしきれていないとしたら、それがなぜなのかという問題点に気付けているかどうかが重要です。その問題点の一つとして「文章」があるとしたら、「売れる文章」を書くためのコツを身に付けることが大切です。なぜなら文章は24時間世界中のユーザーを相手に働き続けてくれるため、上手くいけばとんでもない成果を上げることができるからです。この本を読むことで「売れる文章」を書く技術が身につきます。

第1章、この本は金川顕教さんと成果に悩んでいるコピーライターとの対話形式で構成されています。対話の中で、コピーライターは今まで文章を書く時に自分が主体となって書いていたけれど、相手を動かそうと思ったら相手が主体となっている文章を書かないといけないと指摘されます。
文章はどうアピールしたら興味を持ってもらえるかという観点で書いていくことが大切です。その文章は、キレイにまとめることよりも中学生でもわかるような短くてイメージしやすい言葉を選んでシンプルにした方が、相手の想像力をかきたて相手を動かすことに繋がります。

第2章、売れる文章を書くためには、文章を書く時間以上に相手を動かす材料を揃えるための準備に時間を割くことが求められます。具体的にどんな準備かというと、まずは紹介する商品の特徴やサービスなどを把握すること。商品を知っていれば顧客に合わせてアピール方法を変えたり質問に即座に答えることができます。特徴を洗い出したらその特徴に1~3つくらい優先順位をつけてウリを明確にしておきます。次にターゲットを絞り込んで、その代表となる架空のモデルを設定します。住んでいる所やどこで働いていてどんなライフスタイルかなど、具体的に設定することで、より相手にどんな言葉が影響しやすいか、どんな言葉や表現が響くのかが分かってきます。そして、ターゲットの立場で商品からどんな利益や恩恵を受けたいのかを考え、商品の特徴と結びつけて訴求していきます。

第3章、売れる文章の構成について書かれています。ターゲットがニーズを抱える背景にはネガティブな環境が影響しています。そのニーズにターゲット自身が気が付いていないこともあるため、自覚を促すようなアプローチを序盤に持ってくると効果的です。そしてすぐに問題を解決する方法を提示すること。そしてそれの信憑性を高めるような具体的な数値や有名人など第三者のコメントを交えながら商品を紹介していきます。これが悩み解決型の構成です。他にも、起承転結をはっきりさせ物語のように最初はポジティブな話からネガティブなところへ持っていき、商品のおかけでもっとポジティブになるという物語型の構成も相手を動かす効果的な構成です。
また、商品自体を比較するのではなく、成功しているターゲットと失敗しているターゲットを比較してどうすれば成功している人に近づけるかを提示する比較型の構成もあります。
材料集め、構成の決定が終わったら実際に文章を書く番になります。ポイントは、一番伝えたいことは繰り返し書くということ。ただし同じ言葉で繰り返すと飽きてしまうので、同じ意味同じ感情を表現を変えて書く必要があります。会話形式のように書けば記憶に残りやすく内容が伝わりやすいのでおすすめです。

第4章、売れる文章の構成などを学んだ後も、アウトプットを重ねスキルを磨いていくことが大切です。日常的にCMや広告などのキャッチコピーを意識し、なぜこの表現なのか、誰がターゲットなのか、売り手の意図などを深く考えることが、売れる文章を書いていくうえで勉強になります。そして、興味を持ったものだけでなく持てなかったものについても考えることが大切です。そうすればなぜ興味をもてなかったのかという問題点を反面教師として学ぶことができます。
文章を書き上げた後は、「推敲」といって文章をより良くするために何度も読みなおし修正することがとても重要になってきます。自分が文章を読んで商品を買いたくなるまで厳しくチェックしましょう。それから、売れる文章のスキルを磨くためには検証や改善点の発見もしていく必要があります。もし周りに経験者やアドバイスをくれる人がいなければ、そういう人が集まるコミュニティなどの環境を自分から求めていくのも大切です。

 

以上が、『禁断の売れる文章術』の内容でした。
1冊が対話形式となっているためさらさら読んでいくことができます。
大事なことは太字で書いてあるので、章や小見出しの内容が理解しやすいです。
文章を書くこと、しかも成果を求める文章となるとつい商品の特徴をダラダラと羅列しがちですが、もっと自分が主体ではなく相手の立場になって、しかもかなり深いところまで考える必要があることに驚きました。
今までの自分のやり方がいかに甘かったかがよく分かりました(笑)
書いてあることはすぐに実践が出来ることばかりなので、少しずつスキルアップを目指しながらどんどん文章を書いていきたいなと思いました。
成果に悩んでいるのなら、ぜひ一度読んでみてください。

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