今回は金川顕教さんの18冊目の紙媒体の書籍を紹介したいと思います。
書籍のタイトルは『3秒決断思考 やるか、すぐやるか。』2018年7月26日に出版されていますね。
皆さんは即決できる人ですか？優柔不断な方ですか？
即断即決できる人は成功出来る人だそうです。成功したければ考えずすぐに行動することが大切ということですよ。では早速中身を見ていきましょう！
～もくじ～
はじめに
第1章 「3秒」で決断する人だけが成功できる
「やるか、すぐやるか」 他
第2章 「3秒」決断ができるマインドをつくる
「やらない」ことを決める 他
第3章 成功する人が使う口ぐせ
言葉一つで人生は変わる 他
第4章 「すぐやる人」の行動ルール
すぐ行動できる人のアタマの中 他
第5章 「3秒」行動ルール
「3秒」決断を今すぐ始めよう 他
第6章 3秒決断の先に成功が待っている
ベストよりベターを選べ！ 他
おわりに
はじめに、金川顕教さんは全ての決断をたった「3秒」でしているそうです。これぞ即決！！という感じですね。やるとかやらないと決断をすることはとても良いことです。でも、決断できずに次に持ち越しおなじようにずっと悩み続けること、これはよくありません。貴重な限りある時間をとても無駄にしています。もったいないことですね。即断即決即行動をすることで自分が思い描く未来へどんどん近付いていくことができると金川顕教さんは言います。もし迷ったり悩んだりすることが多いなら、決断ができるようにトレーニングしていきましょう。
第1章、英語が話せるようになりたいと留学を考えた2人。一人は自信が付いてからと考え、一人はすぐに留学しました。1年後留学した方は英語が話せるようになり、勉強をつづけた方の英語力は変わらないまま。このことが教えてくれるのはすぐに決断し行動することで、すぐに結果が分かるということです。行動したら絶対に成功するわけではありませんよね。早く結果がでたらそこからの学びを次に活かし次の行動へと繋げていくことができるので、結果早くゴールへたどり着くことができます。
金川顕教さんはこれまで3秒で決断し行動してきたことで後悔したことは一度もないそうです。そこには「やってみたことで無駄なことは一つもなかった」という確信があります。たとえ決断したことが上手く結果に結びつかなかったとしても、それは後悔とは違うものです。失敗を後悔することは過去の行動を無駄にすることです。失敗から学び活かすことでその経験は無駄にならないのです。
また金川顕教さんは決断を自分の直感に従って下します。「できるかどうか」じゃなく「やりたいかどうか」を大切にしてみてください。今の自分が未来の自分の可能性を正確に測れるはずがありません。自分が楽しめることやワクワクする気持ちが行動を支えてくれます。
第2章、やりたいことをやるための時間を確保するためには、やりたくないことや無駄なことを一切しないという覚悟が必要です。そのためには自分の人生から排除したいことをきちんと把握することも大切です。やりたくないことリストをぜひ作ってみてくださいね。
普通の人は「時間」や「お金」や「努力」はなるべく使いたくないものだと考えています。その3つを積極的に使うことができれば他の人と大きく差をつけることができます。行動するタイミングは自分がやりたいなと心が動いた時。その時にすぐ行動することがポイントです。TIME IS LIFE！時間は命です。無駄なことは考えずその道で成功している人のリサーチをしてマネをすることが成功への近道です。
第3章、発する言葉が思考も習慣も行動も変えていきます。それをおじいさんから教えてもらった金川顕教さんはネガティブなことを発言しないようになったそうです。「それ面白い！」「なんとかなる！」「とりあえずやってみよう」「たしかに！」「それは仕方ない」「おかげ様です。ありがとう」気持ちをプラスにしてくれる言葉を選んで口ぐせにしましょう。逆に「忙しい」とか「疲れた」とか「大変だ」という言葉は使わないように気を付けましょう。もし使っちゃった場合は「けど」をつけてそのあとにポジティブワードを言うようにするといいそうですよ。
第4章、自分自身の能力以上の結果を求めるのなら余計なことを考えずに動くことが大切です。いくら考えたって今の自分が思いつくことなんてたかが知れています。自分に向いているかどうかは考えず、とにかく行動してみてそれを続けていくこと。途中で軌道修正していけばいいだけですからね。失敗しても落ち込んだり慌てたりしないことも大切です。成功したいのなら目標を設定し、それを周りの人にコミットすること。目標設定の仕方は、いつまでに何を達成するというように具体的に期日などを設定しましょう。あとは自分を信じて突き進むのみ！
第5章、何を食べるか、どうやって行くか、どこで買うか、こういう日常の一コマで3秒決断のトレーニングができます。決断を早くすることは結果を早く知る事に繋がり、結果ゴールへ早くたどり着けます。人生は選択の連続です。迷ったり悩んだりしている時間が多ければ多いほど理想の人生との距離が離れていきます。日ごろから決断をするトレーニングをしていくことが大切ですね。
第6章、3秒決断において全ての決断がベストである必要は全くありません。ベターなものを選ぶという気持ちで大丈夫ということです。もし何か違和感があるのなら思い切って軌道修正すればオッケーです。長い人生、失敗と成功を繰り返していくものです。むしろ失敗の方が多いくらいですよね。その失敗を成功への通過点だと受け入れられるかどうかが肝心です。できるかどうかではなく、やりたいかどうか。自分の心と向き合って決断し、行動に繋げていきましょう！
おわりに、現状で満足できないのなら、これまでのやり方を変える必要があります。思い切って大胆に変えてみると、案外うまくいくかもしれませんよ。
以上が『3秒決断思考 やるか、すぐやるか。』の内容です。
自分はもともと決断もすぐに出来ないし、行動にもすぐに移せないタイプでした。頭でっかちで色々と準備期間や勉強期間を設定するばっかりでした。でもこの本を読んでそれらがすごく時間を無駄にしてしまっていたんだと気付くことができました。この気付きをただの後悔にするのではなく、これからの人生に活かしていくことで勉強や準備そのものを無駄にせずに済みます。
限りある人生です。金川顕教さんがよく言うTIME IS LIFEを肝に銘じ、即断即決のできる自分でありたいと思います。あと、つい完璧主義が顔を出してベストを選びたがる性質があるので、もっと気楽にベターを選択していけるよう意識していこうと思っています。
ぜひみなさんも人生をより良くするための3秒決断を実践してみてください。