いつの間にか稼いでくれるすごいチーム

今回は金川顕教さんの21冊目の紙書籍『いつの間にか稼いでくれるすごいチーム』について書きたいと思います。この書籍は2018年9月29日に出版されました。真っ赤なカバーに黒字がびっしりでとても目立つ1冊です。書かれている内容は、お金を呼び込む仕組みづくりのノウハウ。一緒にビジネスをする仲間を集める方法、まとめる方法、仕事を任せる方法などです。早速中身を見ていきましょう!


~目次~
はじめにー苦心の末に辿り着いた「すごいチーム」の作り方

第1部 稼ぐ人間になる方法
 1 成功する人、しない人、その決定的な差
 2 人の目を気にしない
 3 やりたくなことは、人にやってもらう
 4 「嫌い」が「好き」に変わる4つのポイント
 5 ネガティブ思考は無理に辞めなくていい     他7項目

第2部 稼ぐチームの作り方
 13 金川式チームはどこがすごいのか?
 14 仲間作りの第一歩は無料を「売る」こと
 15 「質」より「量」。「量」より「大量」
 16 「営業」は収入アップに直結する最強スキル
 17 「本業」は作るな              他8項目

第3部 稼ぐチームリーダーの条件
 26 リーダーの仕事は「決める」「伝える」だけ
 27 メンバーの「本気」を引き出す「夢設定」
 28 「仕事の目標」と「プライベートの目標」をリンクさせる
 29 「肩書きリーダー」と「本物のリーダー」はここが違う
 30 部下は「話を聞きたい」のではなく「話を聞いてもらいたい」  他10項目

おわりにー結局、成功する、しないは「マインド」で決まる


はじめに、金川顕教さんは『金持ち父さん貧乏父さん』という書籍を読んで起業を決意しました。独立して2年目に立ち上げた事業の費用対効果が思わしくなく、3年目に仕組み化、効率化を徹底したそうです。その一環として取り組んだのがチーム制の導入でした。
一緒に働く人を育てるために金川顕教さんはスクール事業を始めました。教え子たちには経営者目線や起業家目線が身に付き、師弟関係という強い絆で結ばれた仕事仲間になりました。
攻める気持ちを大事にしている金川顕教さんは固定給ではなく完全歩合という方法を選択しているそうです。一人ではなくチームで仕事をするにはたくさんのメリットがあることがよく分かりました。

第1部、稼げる人間はどういう人かが書かれています。読んで自分と照らし合わせてみると見事なまでに当てはまらないので笑ってしまう程でした。まだまだ成長の余地があると前向きに捉えようと思います。失敗を恐れるのは周りの目が気になるから、それはつまり自分で自分のことを評価できていないという言葉にハッとしました。自分自身を評価できる分野をきちんと見つけることが人生において大切だと思いました。また、物事を考える時に「自分だけ」「今だけ」でとらえるのではなく、「自分を含めたみんな」「未来」という視点を加えることでより広い視野で見ることができるという話にはなるほど納得です。金川顕教さんはものすごくストイックな方だと思っていたので、誘惑に負けてもいい、我慢はしないという言葉には驚きました。結果を出すまでいろいろなことを我慢しながら行動し続けなければならないと思っていたけれど、もっと楽しみながら取り組む方が自然に長続きするのかもなと思いました。

第2部、いよいよチームについての話になります。読んでみてとにかく深い!!というのが第一印象です。チームが最大限の効果を発揮できるように計算しつくされていると感じました。
No.2を育てるのではなくNo.1を育てるというのが大きなポイントだなと思いました。本業を決めるのではなく個人のスキルを伸ばすことによってどんな業種にも対応することができる金川式チームのカタチは最強ですね。メンバー一人一人がきちんと信頼関係で繋がっているからこそ、1+1=2ではなくそれ以上の力が発揮されるのだと思いました。

第3部、チームのリーダーを任せられる人はどんな人なのかが書いてあります。部下からの信頼を得るためには対面や電話などで頻繁に接触することが必要。リーダーばかりが話をするのではなく、部下が話せるように話しやすい雰囲気づくりをしなくてはいけない。人が変わるためには触れることが特に重要。「なぜ」を意識して丁寧に説明をする。完璧主義を捨てる。書かれていること全てが人とコミュニケーションをとるにあたってとても重要なポイントでした。書かれていることを意識することで人としてすごく成長ができると思います。金川顕教さんは本当に周りを成功させ幸せにすることが自分の成功であり幸せだと感じているのだと改めて感じました。

おわりに、成功するかしないかはマインドで決まるということ。金川顕教さんのこのチームの仕組みもいろいろな失敗を経験して軌道修正と挑戦を繰り返しながら作り上げたのだそうです。失敗して当たり前。失敗から何を学び取るか、どう行動するかですね。成功するまで挑戦し続けるしかありません。情熱と忍耐力と謙虚さをもって取り組んでいきたいと思います。

以上、『いつの間にか稼いでくれるすごいチーム』の内容と感想です。
金川顕教さんのすごさを再確認できる1冊です。とても深くとても勉強になりますのでぜひ皆さんも読んでみてくださいね。

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