財布はいますぐ捨てなさい

財布はいますぐ捨てなさい

今回は金川顕教さんの4冊目の紙の書籍、『財布は今すぐ捨てなさい』を紹介したいと思います。
この本は2017年4月に出版されているのでちょうど2年前の書籍になります。
限りある時間の大切さに気付いた人だけが限りなくお金を生み出せる。
超スピードで目標達成するための秘訣は「いらないものをすぐに捨てること」だった。

書籍の紹介文や書籍の帯に書かれている言葉が興味を引きますね。
では早速中身を見ていきましょう!


はじめに
序章 いろいろやめて「成功するための時間」を作り出す
第1章 マインド編ー99%の人は「方法」を知りたがる。成功する1%の人は「確信」を高める
第2章 環境編ー今の環境で異なる結果は得られない
第3章 人間関係編ー人間関係を変えない限り何も変わらない
第4章 お金編ー「お金の先にあるもの」を大事にする
第5章 ビジネス編ー報われない働き方から卒業するための2つの選択肢
第6章 プライベート編ームダなことが入り込みやすいプライベートを戦略的に過ごす
第7章 日常編ー決断の回数を減らすための基準を持て
おわりに


はじめに、自分たちはやらなくてもいいことをやりすぎているからうまくいかないらしいです。まず、やらなくていいことをやめる。それだけで人生が変わる。その上でやるべきことをやれば成功することができる。自分がいかにやるべきことができていなくて、やらなくていいことばかりやっているかがなんとなく分かりました。

序章ではやらないことを決める理由が説明されています。金川顕教さんはマルチタスクと言って同時進行でやるのを勧めていません。いろんなことを同時にやった方が効率的のように感じていたが、1つ1つのクオリティを考えると逆効果で、結果を出せる人は一点集中型だということです。自分の日常生活を表、グラフに表してみて自分の生活の中に無駄な時間がないかチェックしてみましょう。

第1章マインド編、マインドセットの器が小さいと稼げるノウハウを教わっても結果を出すことはできない。成功のカギを握っているのは「自分は絶対できる!大丈夫!」というように99%確信を持つこと。いらないもの、捨てるべきものが列挙されているけど、常識を変えることが1番難しいかもしれないと思いました。才能は備わっているものじゃなくて自分で作るもの。出来ないと思っても意外と出来ちゃったりというのはよく分かります(笑)全部見ていくと、ビジネスで成功するということに対するハードルが低く感じてきます。

第2章環境編、変われない原因は今の環境のせいかもしれません。変わりたかったら先に環境を変えることが大事。人間は1日に4万回くらい自分と会話をしているそうです。潜在意識を変えるために声に出してポジティブなことを言うようにするといいらしい。仕事も勉強も「スキル×コンディション」。コンディションを整えるための睡眠や食事運動に気を遣うべき。ついつい睡眠時間を削ったりしがちだけどそれは逆効果なんだと分かりました。起業は新しいことをしなくちゃと思いがちだけどそれも間違い。上手くいっている人のパターンを研究しマネすることで自分もうまくいくことができる。環境をすぐに切り替えるのは難しいなら、今の環境とは別に目標とするステージの環境を用意してもいいけど、どちらをメインにするかが重要だということでした。

第3章人間関係編、第2章に出て来る環境の大きな要因となっているのは人間関係です。つまり環境を変えたかったらよく会う人、つるむ人を変えるのが1番。人が他人に影響を及ぼす割合が高い順に対面→対話→動画→音声→文章とある。こうなりたいという目標の人がいたら対面が1番。集中力を削ぐ5大リストはテレビ、スマホ、飲食、異性、遊び。付き合い方には注意しましょう。

第4章お金編、なぜ稼ぎたいのか稼いだお金は何に使うつもりなのかを分かっていないと幸せにはなれない。お金を使って時間を節約するという発想を持つようにしましょう。時間はお金とは違って貯めることはできないので、ある意味お金より貴重なものだと考えます。現金主義もやめた方がいい。貯金は使わないお金だからそれが増えたところで幸せが増えるわけではない。お金の考え方が変わるいい機会になります。

第5章ビジネス編、年収1000万越えできるのは一部の限られた人たち。働くには義務じゃなく目的をはっきりさせることが大事。自分の商品もなくていい。売れているものを売ればいいのでまたハードルが下がる思いがします。プロに任せた方がクオリティが高いものは自分でやらずお金を出してプロに任せた方が良い。ターゲット層は広く持つことが大事。コピーライティング、パブリックスピーキング、マーケティングは一生稼げるスキルなので身につけるべき。情報にはお金を惜しんではいけないということでした。

第6章プライベート編、プライベートの時間を戦略的に使うためには何をやめるべきか。月収100万以下の場合はプライベートを楽しむ時間はお預け。

第7章日常編、月収50万以上なら家事代行頼むべき。金川顕教さんも週に1回お掃除を頼んでいるそうです。見た目が変わると人間関係も変わるから、服装や見た目も戦略的に使える。

おわりに、色々なものを捨てた金川顕教さん。必要なものと興味のあるものだけが残ったということでした。

この本を読んで、自分たちは実は必要のない無駄なものを一生懸命に抱えて生きているんだなと思いました。もっと自分にとってそれが必要なのかどうか見極めながらシンプルに身軽に生きた方がいいんだと気付かされました。
また、ビジネスに対して感じていた高い壁が、実はそう高くないんだということも読みながら感じました。
やらなくていいことをやめる。人生を変えるための第一歩を踏み出したいと思います。

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