シナジー人脈術~最小限の力で最大限の成果を生み出すたった1つの方法

今回も金川顕教さんの紙媒体の書籍を紹介したいと思います。紙媒体の書籍で13冊目の『シナジー人脈術~最小限の力で最大限の成果を生み出すたった1つの方法』。こちらは2018年2月8日に出版されました。こちらもレビューで高評価が付いている書籍です。
最小限の力で最大限の成果を生み出すたった1つの方法、その詳細を見ていきましょう!


~目次~

はじめに
chapter1 ”シナジーを生む人脈”とは何か
chapter2 年収”1億円”稼ぐ人は名刺を持たない
     シナジー人脈のつくり方 出会う技術
chapter3 ”一緒にいたい人”になる
     シナジー人脈のつくり方 自己改善法
chapter4 人脈は”すっきり”が大事
     シナジー人脈のつくり方 人脈整理術
chapter5 情報も力も”出し惜しみ”しない
     シナジー人脈のつくり方 情報発信術
chapter6 夢や希望は人に話してはいけない
     シナジー人脈のつくり方 自分磨き術
chapter7 シナジー人脈を維持し続けるために知っておきたいこと
     シナジー人脈のつくり方 人脈継続・活用術
おわりに


はじめに、人生で出会う30,000人のうち親しくなれるのは300人ほど。その300人をどんな人で構成するかで人生が変わると金川顕教さんは言います。人との出会いは量よりも質。
金川顕教さんはいつも人と出会ったときにどんなシナジー効果があるかを考えているそうです。常日頃からそうしてお互いにプラスの効果を与えあえるかを意識することが大切なんですね。

chapter1、人脈には過去・現在・未来の3種類があり、大切なのはそれぞれの人脈を整理し活用していくことだそうです。居心地がいい場所に居続けるほど人は勉強しなくなり成長が止まってしまうといいます。「類は友を呼ぶ」という言葉があるように、自分と似たような性格や考え方、趣味などを持っている人とは自然と友達になり、一緒に過ごしていても居心地が良いと感じると思います。
でももしもっと稼ぎたいとかもっと成果を出したいと感じているのなら、居心地が悪く感じる人との縁を結んでいかないといけないのだなと思いました。
自分一人ではできないことや弱い部分は必ずあります。そういう部分を補い合える人と一緒にいることで生まれるのがシナジー。自分が誰と組みたいかよりも、誰と組んだらいいのかをよく見ないといけないことが分かりました。

chapter2、人脈作りで大切なのは知り合いを増やすことではなく、何のために人脈が必要でそのためにどんな人と出会えばいいかをきちんと意識すること。多くの人が集まる場では闇雲に連絡先を交換するよりも、何人と知り合うかとか誰と話すかをあらかじめ決めてから望むことで効果的な人脈作りができるとのことです。話す相手の仕事内容や好きなものなどをリサーチしておくと好印象を持ってもらいやすいなど、人脈作りにはそうした下準備が大切だと分かりました。

chapter3、人脈を広げてそこからシナジー効果を生み出すためには相手にばかり求めていては絶対にダメですね。ただ仲良くなるのを目指すのではなく、相手が自分といて何かメリットを感じられるような存在にならなければ、知り合いから先のステップへと進めません。
いつでもギバーの精神を忘れず相手に尽くせば、きっといい結果が返ってくるはずです。

chapter4、成功したいと思うのなら現状に満足せず常に変化を求める必要があります。新しい出会いのためには、過去の出会いを整理してスペースを空けておく必要があるんですね。その過程で嫌われたり敵意を持たれてしまうことがあるかもしれないけど、そんなことは気に病まず自分のステップアップを優先する強さや勇気が必要だと分かりました。
手っ取り早く人脈を変える方法は「引っ越し」という話は納得ですが、少しだけハードルが高いと感じてしまうのは自分がまだまだだからですね(笑)

chapter5、金川顕教さんは無料でYouTube動画で情報発信したり電子書籍を発行したりと出し惜しみをせず、自身が学んだことを他の人のために公開してくれています。こうしたギバーの精神が今のビジネスパートナーとのシナジー人脈に繋がっているそうです。
金川顕教さんのようにまずは自分が情報発信をすることで多くの人に知ってもらい、会いたいと思われる存在になっていけるんですね。自分から求めるよりも求められるように、という意識も大切だと分かりました。

chapter6、夢や目標は人に話すべきという人もいますが、金川顕教さんは話す必要はないと考えているんですね。確かに自分がやると決めていることを人に伝えて反対されたりするのはこの上なく煩わしいです。有言実行より無言実行のほうがスムーズだという話には大いに納得しました。

chapter7、人脈を作ることが目的ではなく、その人脈を活用して自分が飛躍・成長することが目的だということをしっかり覚えておきましょう。自分を磨いて求められる人になると同時に、自分が目指すところにいる人をチェックし自分からアプローチすることもいい人脈をつくるためには重要なんですね。出会えたことに感謝すること、謙虚でいること、人として大切なことをきちんと大切にできる人がシナジーを起こせる要素を持っているのだと思いました。

おわりに、金川顕教さんは目標が変わるたびに環境を意識的に変えてきました。何か目標を持っているのなら、それに近づく努力をしなくては達成できません。過去に出会った人は今の自分を形成する一部です。その出会いには感謝をしても固執してはいけないですね。一度きりの人生、どんな人と出会えるかは自分の行動次第です。いい人脈は量よりも質だということを学んだので、今後に活かしていきたいと思います。

以上、『シナジー人脈術~最小限の力で最大限の成果を生み出すたった1つの方法』の中身と感想です。どんな人と一緒にいるかで自分の人生は大きく変わってしまいます。人との出会いは運命的なモノもあるかもしれませんが自分から選び取ることも可能です。
ただ待っているだけでは変わることは出来ません。自分がどう行動するか、自分自身でしっかり自覚と責任を持つことが大事だと思いました。
いい人脈を築く方法や避けた方がいい人の特徴、情報発信のコツなど簡潔にまとめられたものも多く掲載されていてとても参考になる1冊だと思います。
ぜひこの書籍を読んで人脈づくりの参考にしてください。

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